2019年2月21日放映のニュースウォッチ9(NHK)にて、「労働問題に詳しい弁護士」として、就活セクハラの事件報道について、セクハラが起こりやすい構造と、労使双方の対策を説明しました。
2019年2月18日、就職活動の一環としてOB訪問をおこなった女子大学生に対してわいせつ行為をしたとして、大手ゼネコン企業である大林組の社員(27歳)が、強制わいせつ容疑で警視庁三田警察署に逮捕されたことが報じられています。
逮捕された男性は、就活中の女子大学生とOBOGをつなぐスマホアプリで出会い、面接指導をおこなうなどの名目で自宅マンションに連れ込み、わいせつ行為に及んだとされています。
少子高齢化、労働力人口の減少などの理由から採用市場は「売り手市場」となっており、企業の採用をサポートするサービスが多く開発されてますが、過去にも社会問題化した「出会い系」、「援助交際アプリ」のような使い方で悪用されるおそれもあります。
被害者に多大な苦痛を与える就活セクハラは、決して起こってはならないことであり、労使いずれの立場からも、防止策の徹底が必要です。
セクハラ防止策にお悩みの会社様、セクハラ被害にお悩みの労働者の方、ぜひ一度当事務所にご相談ください。
就活セクハラについての解説