弁護士水野博文のインタビュー

2020年8月8日

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弁護士水野博文のインタビュー

弁護士法人浅野総合法律事務所に所属する、弁護士水野博文が、弁護士として大切にしている信念を知っていたき、当事務所へご相談、ご依頼を検討していただける方にとって、最初の一歩を踏み出していただく助けとなれるよう、インタビューを掲載いたします。

弁護士としてご依頼いただいた業務を行うにあたり、大切にしていることなどについてお話していますので、ぜひ参考にしてみてください。

弁護士を志した理由

様々な解決方法で、地元の困っている人を助けたかった

ー水野先生が、弁護士を志した理由を教えてください。

私の実家は、江戸時代から鰻屋を経営しておりまして、長男である私は、高校2年生くらいまでは、なんとなく、家業を継ぐつもりでした。

しかし、小・中・高と長年にわたり、地元(岐阜県)の友人らに様々な形でとてもお世話になり、鰻を焼くこと以外で、何とか彼らや地元のために役立つ仕事に就きたいと思い始めました。高校生3年生になり、自分の将来の進路を真剣に考えた時、友人や地元の方がトラブルに巻き込まれた時や困った際にできる限り、幅広い方法で手助けができる仕事に就きたいと決意しました。

弁護士の仕事は、訴訟等の裁判所を介した公的な手続きに関与し、紛争を解決できることはもちろん、当事者に代わって幅広い分野の任意交渉をすることによっても紛争を解決することができる仕事ですので、数ある職業の中から弁護士を志すことを決めました。

ー老舗の稼業を継がないというのは、大変な決断ですね。

私が決意をし、家業を継がないと家族に告げた時は、数週間、誰も口を聞いてくれませんでしたが、今となっては、自由に進路を決めさせてくれた家族には感謝しています。

ー弁護士を志望した動機が日々の業務にどのように影響していますか。

人のトラブルを解決し、人の役に立つためには、まずは、その人がどのような悩みや問題を抱えているのかについて、きちんと話を聞くことが大切です。

弁護士は、自分の知っている知識や経験に基づき、その範囲の中で問題を早期に解決しようとする傾向があります。しかし、過去に経験した同じような事件でも、あくまで「同じような」であり、全く同一の事件ではありませんので、話をじっくり伺うと、想定していた事案とは全く違う事案であったり、新たな問題点が出てくることも少なくありません。

そのため、私が、日々の業務で心掛けていることは、ご相談時には、ご依頼者の話を背景事情も含めて正確に伺うと共に、抱えている問題点や悩みを可能な限りお話し頂く様、質問内容を工夫することを心掛けています。

時間が経過し、ご相談時とはお悩みや問題が変わってくることもありますので、新たなお悩みがないかご依頼者とは密に連絡を取り、現時点で抱えられているお悩みやお考えを伺うようにしています。

かつて、地元の友人が、「人間の耳が2つ付いており、口が1つしか付いていない理由は、話すことの2倍、人の話を聞くようにできている」と言っていたことを思い出すと共に、その言葉の大切さを実感しています。

弁護士としての活動

民事、刑事問わず、幅広い分野に携わる

ー水野先生は、弁護士として、どのような案件を取り扱っているのですか?

民事・刑事問わず、幅広い分野の業務に携わっています。当事務所の得意分野である労働分野は勿論ですが、刑事、交通事故、離婚、相続、債権回収等様々な分野を担当しています。

弁護士の業務は、民事事件と刑事事件に分類されることが多いですが、両者は相互に関連性を持つことがあります。

例えば、解雇に関する労働問題でご依頼頂いた後に業務上横領等の刑事問題が発覚した場合には、民事事件の側面と刑事事件の側面があります。その際には、刑事事件における知識や経験を民事事件にも活かすことができ、結果的には、ご依頼者が直面している問題を速やかに解決することに繋がります。

幅広い分野を担当している強みとしては、複眼的な視点から1つでも多くのトラブルやリスクを想定しながら、事前にアドバイスを差し上げたり、事後に速やかに対応できることです。事前に1つでも多くのリスクを想定し、事前に対処することができれば、事後に生じる問題に費やす時間や費用を削減できることに加え、ご依頼者の精神的な負担を軽減することにも繋がります。

ー水野先生が、弁護士としての仕事にやりがいを感じるときは、どのようなときですか?

テレビで弁護士が勝訴判決を取った時の様子が多く放送されているため、裁判で勝訴した時が弁護士として一番やりがいを感じるのではないか、という質問をよくされますが、必ずしもそのような場合だけではありません。事案によっては、判決に至るまでの時間や精神的な負担等を考えれば、交渉段階で早期に解決した方が結果的にご依頼者の利益に繋がることもあるからです。

弁護士は、あくまで代理人であり、ご依頼者の利益を図るために業務をさせて頂いていますので、ご依頼者がご依頼時よりも少しでも満足される形で事件を終了することができた時は、代理人としてお任せ頂いて良かったなと実感します。

そのため、判決、和解、合意書の締結といった終了する際の形式的な名称にはこだわらず、ご依頼者がご納得頂ける形で、事件が終了することを目標に1つ1つの事件に取り組むようにしています。

実際に、事件が終了した際、対面やメールにて、ご依頼者から感謝のお言葉を頂く時が一番やりがいを感じる瞬間です。たまに、事件の終了に際して、高価なお菓子などのお土産を頂くことがありますが、その時も甘さと共にやりがいを感じる瞬間です。

ーところで、話はすこし変わりますが、水野先生は、ご趣味はありますか?

幼い頃から野球やサッカーをしていたこともあり、良くスポーツを観戦します。観戦するジャンルは、特定のスポーツに限定されるわけではなく、球技、モータースポーツ、格闘技と様々な分野のスポーツを観戦します。

スポーツ観戦は、一喜一憂できる楽しみもありますし、「選手とチームの契約関係はどうなっているんだろう、あのスポンサーはいくら出資しているのだろう」など、法律関係やお金に関する想像を膨らませることも楽しみの1つです。

また、旅行することも趣味の1つです。車や電車で各地を巡っていると旅行先の人々と交流できることに加え、その場所にしかない自然にも触れることができ、地域の歴史や文化など多くの事を学ぶことができます。

関西と関東では、鰻の焼き方や捌き方も異なりますので、それを旅行先ごとに確認することも旅行の醍醐味の1つです。

弁護士としての心構え

日々の修行、継続的な努力

ー水野先生が、弁護士として心がけていることはありますか?

弁護士は、ご依頼者の利益を最大限に実現するよう努力することが求められますので、このような利益を図ることは、勿論ですが、客観的かつ第三者としてのアドバイスを適切に行うことを心がけています。

ご依頼者や相手方は、当事者としての性質上、どうしても感情的になってしまう部分があります。感情の縺れによって、本来であれば、早期解決を図ることができた事案にもかかわらず、長期化し、最終的には、どちらのメリットにもならず、事件が終了してしまうことも十分に考えられます。

そのため、私は、今後の展開を見通し、客観的かつ第三者的な視点でご依頼者に適切にお伝えすることで、不必要な争いをできる限り回避するよう努めています。

ー座右の銘はありますか?

鰻屋の世界には、「串うち三年、焼き一生」という言葉があります。鰻を焼き、うなぎ丼を1杯完成させることについても、日々の修行や継続的な勉強が必要であることを意味していると私は解釈しているのですが、弁護士の仕事にも精通します。

ご依頼者が満足される形で事件を解決することに向け、日々研鑽を積み、新しいことに積極的に取り組むよう、努めています。

また、ご依頼者のお悩みや問題は、ご依頼者によって様々ですので、どのように解決することが最善なのかについて形式的な解答はありません。そのため、日々、自分の頭で考え、試行錯誤することを心掛けています。
 

将来目指す弁護士像

弁護士の経験を武器に、地域社会への貢献を目指す

ー水野先生が、今後積極的に取り組んでいきたいと考えていることはありますか?

私が子供の頃には、携帯電話1つで翌日に商品が届くことや自宅で鰻を食べながら、複数の友人とパソコン越しに飲み会を行うことができるとは想像もつきませんでした。

通信技術等の発達に伴って、生活が非常に便利になると共に、経済が発展するスピードもとても速くなっています。

生活様式が変化すれば、それに伴って様々な民事・刑事上の法律問題が必然的に生じますので、それらの問題に対して迅速に対応できるように、最新の情報は可能な限り取り入れると共に、必要に応じて書籍等に触れ、知識を深めていきたいです。

ー水野先生が、弁護士として目指している方向性はどのようなものですか?理想像などがあれば教えてください。

私が弁護士を目指した理由とも関連しますが、実家が鰻屋であることや自己の能力や経験を地元に還元したいという気持ちがありますので、将来は、地元の飲食店などの中小企業で生じる法的な問題に対して、適切なアドバイスをすると共に、迅速に対応できる弁護士を目指しています。

中小企業は、大企業に比べ、取引先との契約関係が書面によって適切に整理されていないことや労務管理に関するコンプライアンスが順守されていないことも少なくありません。特に、地方の中小企業では、社員数が少ない企業も多く、問題を抱えていることは認識していても、そこまで対処できない企業もあります。そのような企業を少しでも減らし、地域社会に貢献することを目指しています。

企業法務においては、使用者側、労働者側を問わず、双方の立場に立って、物事を理解する能力が求められます。一方の立場に偏った知識や経験だけでは、事件の見立てを誤り、アドバイスが不正確になる恐れがあります。

そのため、私が理想とする弁護士像に近づくためには、労務関係、刑事関係など幅広い分野に精通している必要がありますので、労働分野は勿論のこと、幅広い分野に精通していきたいです。

お客様へのメッセージ

ー最後に、弁護士に相談するか迷っている方にメッセージをください。

ご相談者の中には、「こんな問題を弁護士の先生に相談してもいいのですか?」と仰る方もいらっしゃいます。

しかし、そんなことはありません。法律問題は、時期や場所を問わず、誰にでも生じる可能性がありますので、相談の経緯や周辺事情を伺う中で、すでに重大な法律問題が生じていて、早期に対処しなければ手遅れになるというケースも珍しくありません。

お悩みを抱え込んでいる間にも時間は過ぎてしまいますので、ご自身が小さな問題だと思われることでも、積極的にご相談頂くことをお勧めします。

2020年8月8日

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