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弁護士 浅野 英之

弁護士 浅野 英之

Hideyuki Asano

経歴

  • 東京大学法学部卒業
  • 東京大学法科大学院終了
  • 石嵜・山中総合法律事務所
  • 弁護士法人東京フォレスト法律事務所
  • 弁護士法人浅野総合法律事務所開設

保有資格・所属団体等

SNS等

著書・論文等

メディア監修

講演・セミナー

  • 2019年7月29日 HR系ベンチャーと考える「人財採用」成功の秘訣!
  • 2019年7月20日 弁護士と公認会計士が語る、ベンチャー資金調達成功のポイント
  • 2019年4月〜2019年7月 相続・事業承継勉強会 全6回
  • 2019年1月〜2020年3月 改正民法勉強会 全15回
  • 2017年11月28日 家族信託セミナー(当事務所・司法書士村山澄江先生)
  • 2017年11月12日 進路選択セミナー2015「独立のススメ」(東京大学法科大学院同窓会)
  • 2017年1月25日 「結婚前に確認!弁護士が語る資産防衛術」(木下不動産)
  • 2016年7月23日 独立開業支援セミナー(第一法規)

インタビュー

弁護士法人浅野総合法律事務所の代表弁護士、浅野英之の人柄や理念を知っていただき、当事務所へのご相談やご依頼を検討されている皆様に、より身近に感じていただければ幸いです。ぜひ、下記のインタビューをご覧ください。

本インタビューでは、弁護士として業務に取り組む際に大切にしていることや、日々の思いについてお話ししています。

弁護士を志した理由

コミュニケーションスキルが武器

ーー 弁護士を志した理由を教えてください。

学生の頃から、人とコミュニケーションをとることが好きでした。

弁護士の仕事は、法律相談ではお客様とのコミュニケーション、裁判では裁判官の説得、交渉の場面では相手方弁護士との駆け引きなど、あらゆる場面で人との関係性が重要となります。多くの進路の中で、最もコミュニケーションが重視される仕事が「弁護士」でした。

法律に関するお悩みは、法律や裁判の知識だけでは解決できません。十分な経験に基づいて、お客様にわかりやすく説明し、納得していただくことの方が重視される場面も多いものです。法的に誤りだからといって頭ごなしに否定したり、正しい回答を押し付けたりするのでは、弁護士に依頼するほど悩む相談者にとって、真の解決にはなりません。

私は、初回の法律相談から、法律問題はもちろんのこと、ときには人生相談、日常の悩み相談に至るまで、弁護士として培ったコミュニケーション力と合理的な思考力を生かし、メリットとデメリットを提示しながら、その人に合った方向性を示すようにしています。

ーー 浅野総合法律事務所を設立したきっかけ、理由はどのようなものですか?

幸いにして、勤務時代から、多くのお客様に恵まれました。

担当するお客様の数が徐々に増加し、私一人では、理想とするサービスを、全ての方に提供することが難しい状態になると予想されました。私は、法律問題を「分野」や「型」にあてはめて一律に対応するのではなく、個別の事情をよく聞き、依頼者に合った最良の解決を目指すことを信条としています。しかし、扱うケースが増えるほど、全ての案件を丁寧に扱うことは難しくなってしまいます。

一方で、信頼してくださる方のトラブルは、全て解決してあげたいと強く思います。信頼関係のある人の問題は、全て当事務所を通じて解決できるようになるのが理想であり、その実現には、志を共にする仲間が必要であると考え、浅野総合法律事務所を開設しました。

弁護士としての活動

労働問題を軸に、幅広い分野に対応

ーー 弁護士として、どのような案件を取り扱っていますか?

私は、労働問題を得意分野としています。

労働問題は、私が弁護士になった当初に師事した先生が得意としていたこともあり、現在に至るまで日々研鑽を積んでおります。労働問題なら、労働者側でも使用者側でも、困難なケースでも迷わず対応しています。解決すべき法律問題に労使の差はありません。「どちらが強い・弱い」といった固定の信条もありません。

とはいえ、頼りにしていただける方の問題は、労働問題ばかりではありません。当事務所では、各弁護士が、自分の興味のある分野に積極的に取り組むことを推奨します。その結果、様々な分野に専門性を持つ、個性豊かな弁護士が揃うこととなった現在、労働問題だけでなく、企業法務、離婚、刑事事件、交通事故、相続、債務整理、医療など、数多くの分野に強みを持つことができています。

ーー 仕事で気をつけている点はありますか?

納得感のあるサービスを提供するため、「合理的な解決」を心がけています。

人は誰しも、自分のこととなると感情に囚われ、不合理な選択をしがちです。恐怖や不安があるのは当然ですが、弁護士は、依頼者の不安を客観的に分析し、解きほぐし、正しい選択を追求する必要があります。合理的な解決の中には、お客様にとって「耳の痛い話」もあるかもしれませんが、将来的にみて必ず利益があると思ってアドバイスをしています。

とはいえ、感情面を軽視するわけではありません。お客様にとって、法的に正しい解決に納得感を持って進んでもらえるよう、言葉を尽くして説明いたします。

ー弁護士としての仕事にやりがいを感じるのは、どのようなときですか?

お客様に納得してもらったゴールに到達したときの達成感です。

法律トラブルの根幹には、合理的でないことが多くあります。解決を妨げる要因は多種多様ですが、相手方やその代理人となった弁護士が壁となることもあれば、時には裁判官などの第三者もまた、乗り越えるべきハードルとなることがあります。

依頼者が心から納得でき、かつ、合理的な解決を実現することが私の至上命題です。あらゆる選択肢を提案し、解決に導くことこそが、弁護士の職務のやりがいです。

ーところで話は変わりますが、浅野先生の趣味や日課はありますか?

趣味は読書です。タブレット端末を公私両面にわたって利用しているため、重い荷物を持たなくても常に数冊の本を持ち歩いている状態です。

読書は「多読派」で、気に入った本を読み続けるよりも、状況に応じて役に立ちそうな本をたくさん読むようにしています。多くの本を読むと、共通点や相違点がわかりやすく見えてきます。過去に読んだ本の一文一節が重なり合って、弁護士活動においても判断に迷うときの基準となっています。

弁護士としての心構え

合理的な思考力と戦略立案

弁護士として心がけていることはありますか?

お客様に対して、メリットだけでなく、デメリットもきちんと説明し、「真の納得感」を得た上で解決に至ることです。

弁護士という仕事をビジネスと捉えると、短期的には、デメリットを説明しない方が「儲かる」でしょう。難しい法律問題のデメリットは、お客様には気付かれないかもしれません。嘘をつく「悪徳弁護士」でなくても、知識・経験が不足していると、結果として最良の解決にたどり着けていないこともあります。

法律問題の解決方針は、お客様の選択によって決まります。弁護士はあくまでアドバイザーであり、決断するのは依頼者です。方針の選択には、「最良」から「最悪」までありますが、「どの解決が最良だと思うか」は、人によって異なるものです。

弁護士のすべきことは、全ての選択肢をお客様に提示し、納得のいく決断のサポートをすることです。情報が足りない状態で決断をすると、後悔が残ってしまいます。

弁護士としての強みはどのような点ですか?

私の弁護士としての強みは、合理的な思考力と、コミュニケーション力です。

法律問題は、知識と経験の蓄積だけでは解決できず、それらを活用するための思考力を要します。私は、「弁護士」としての側面と共に、事務所の「経営者」という側面も合わせもっています。経営には正解がなく、考え抜いて決断するしかありません。このような経験から磨かれた思考力は、お客様の法律問題を合理的に解決するために有用です。

一方、合理性を突き詰め過ぎると、依頼者の満足感を得られません。無駄を徹底して排除すると余裕もなくなるでしょう。お客様の目指すべきゴールを共有し、その最短経路を示すためには、2つ目の強みであるコミュニケーション力が生きてきます。

当事務所の将来の展望

真の総合法律事務所を目指す

今後、積極的に取り組んでいきたいことはありますか?

私は、一弁護士であると事務所の代表者です。信頼してお任せいただけるお客様に十分なサポートを提供するには、今以上に組織の力が重要で、志を共有できる弁護士がいれば積極的に加わってもらい、当事務所の理想とするサービスを拡大していきたいと考えます。

依頼者一人ひとりと密につながりたいと願いながら、一人の力では限界があるほど法律トラブルの解決に求められる知識経験は膨大です。当事務所には多分野に精通した弁護士が在籍し、総合的な視点で問題解決に取り組むことができます。どのような問題でも、気軽に相談され、解決への道筋を提示できる「真の総合法律事務所」を目指しています

ー最後に、弁護士に相談するか迷っている方にメッセージをください。

法律問題は、弁護士でない方にとって難しいものであるにもかかわらず、仕事や生活のあらゆる場面で、個人の生き方、法人の将来に大きく影響します。当事務所では、信頼性ある情報の提供を心掛けていますが、実際に直面している問題を解決するには、個別の事情に応じた正しい方針を選択する必要があります。

「相談先がわからない」「相談してよい問題なのだろうか」といった人にも、迷わず当事務所を選んでもらえるよう、真の「総合」事務所を目指して切磋琢磨しています。ぜひ、初回の法律相談からお気軽にご依頼いただけると幸いです。