弁護士鰺坂和浩のインタビュー

2020年8月10日

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弁護士鰺坂和浩のインタビュー

弁護士法人浅野総合法律事務所に所属する、弁護士鰺坂和浩が、弁護士としての仕事のやりがい、依頼者に向けてお伝えしたいことなどを知っていただき、当事務所へご相談、ご依頼を検討していただける方にとって、相談しやすくお話しやすい気持ちを抱いていただく助けとなれるよう、インタビューを掲載いたします。

弁護士としてご依頼いただいた業務を行うにあたり、大切にしていることなどについてお話していますので、ぜひ参考にしてみてください。

弁護士を志した理由

「知財立国」を担う専門職を志す

ー鰺坂先生が、弁護士を志した理由を教えていただけますでしょうか。

ちょうど特許事務所に勤めはじめ、弁理士試験を2度ほど受験していたころ、政府が「知財立国」といって知的財産の保護、活用を重視する政策を打ち出していました。

当時、弁理士は、特許庁に対する手続き代理が主な業務であり、知的財産に関する訴訟や交渉といった係争は弁護士が担っていました。現在は、司法改革で一部の業務は弁理士だけでも可能となりましたが、当時は、大部分が弁理士だけではできませんでした。

単なる手続き代理にとどまらず、訴訟や交渉も手がけたいという思いが強くなったことから、「難関」とはいえ挑戦する価値は十分にあると考え、司法試験に挑むことにしました。

試験に向けて勉強していくうちに、知財だけでなくそれ以外の分野も幅広く手がけられるようになりたいと思い至るようになりました。

ー鰺坂先生は、弁理士として働かれていた経験もおありですね。

弁護士になった際に、弁理士登録もしたので、弁理士専業でやっていたことはなく、弁理士資格も有する弁護士という扱いでした。

弁護士になって最初は、司法修習以前に勤めていた特許事務所に戻りましたが、最初は、まだ弁護士の業務が多くなく、特許出願や中間処理といって出願後の特許庁との対応といった弁理士業務を主体にこなしていました。

ー弁理士としてのご経験は、鰺坂先生の弁護士としての仕事にどのように生きているのでしょうか?

作成する書面の形式や、証拠に基づいた認定といった部分をはじめ、依頼者である企業の特許担当部門や発明者との打ち合わせを通じて書面を作成していくといった弁理士業務は、弁護士業務と共通する部分が多々あります。その意味では、資格取得以前に行っていた補助業務も含めて弁理士業務の経験が弁護士業務にも役立っています。

弁護士業務については、一人事務所なども多く、一人の担当者が単独で行う事務所も多くありますが、私達の事務所では、中心となる担当者だけでなく、複数の者が関与するほか、提携している他の士業等の専門家とも協同することがあります。こうしたチームでの業務において、これらの経験が生きています。

現在も知財関係の事件を複数担当しており、そちらの事件の処理においては、これまで弁理士として培ってきた経験が役立っています。

弁護士としての活動

依頼者からの感謝が仕事の糧

ー鰺坂先生は、現在、弁護士として、どのような案件を取り扱っていますか?

もともとの専門は知財関係でしたが、前の事務所のときから知財以外の企業法務を取り扱っていました。また、第一東京弁護士会で消費者委員会、法律相談委員会に関与し、弁護士会の法律相談も行っていたので、消費者事件や、家事事件、債務整理・破産事件、交通事故事件等も取り扱っていました。

今は、それらの事件に加えて、刑事事件も取り扱っています。

弁理士経験があるというところに目を向けられがちですが、実際には「これ以外の事件はやりません」という専門にこだわることなく、先に述べた知財や消費者事件、家事、破産、交通事故等も取り扱った経験の多い得意な事件ということであって、それ以外の事件についてもいろいろと取り扱ってきました。

ここ最近で取扱の多い事件は、労働事件、債務整理・破産事件、企業法務です。

ー鰺坂先生が、弁護士としての仕事にやりがいを感じるときは、どのようなときですか?

事件の処理にあたって依頼者から感謝されたときですね。

訴訟を担当した場合でも、判決に至ることは少なく、請求どおりの勝訴判決を得られるとは限りません。さらに、勝訴しても判決が実現できない場合があります。我々が事件を引き受けた場合でも、訴訟に至る前に交渉で解決したり、和解で終えるケースのほうが多いです。

解決のためには、相手方の要求に合わせて譲歩を求められることがあります。依頼者様のご希望に沿った解決となるよう努力していますが、ご希望全ては叶えられない解決となることも少なくありません。それでも依頼者様に解決についてご納得いただき、感謝されれば、何より努力が報われたと感じるときでもあります。

また、以前相談された依頼者から再度相談を受けたり、その方から紹介された方の相談を受けた際なども、ご信頼を実感することができるときです。

ーところで、話は少し変わりますが、鰺坂先生はご趣味はありますか?

いろいろと手を出してきた趣味は多いのですが、最近は、カメラでしょうか。

「写真」ではなく、「カメラ」が趣味というのは、写真を撮ることも好きですが、カメラそのものの収集や、写真を撮らずにただ操作したりすること自体も好きだからです。

子供のころから機械を分解したりするのが好きで、大学も工学部と機械系だったので、そもそもメカ好きです。古いカメラは、今は電子制御されているような機能も機械的に実現したりしているので、構造が分かりやすく、分解自体も面白いです。さらに、作動不良を治せたりしたものは愛着もわきます。

デジカメが普及し、スマホのカメラも優秀になってきたので、フィルム自体が過去の遺物となりつつありますが、そのせいか、青少年だったころは、高嶺の花だった高級カメラでも今なら飲み会一回分程度の価格で入手できます。

ネット上には分解・修理のマニュアルや情報等もあふれているので、参考にしています。ただ、ネット上の情報は正しいとは限りませんし、昔のカメラは製造期間が長いせいか、途中で内部構成が変更になっていることも多く、開けてみると、情報と違うということは多々あります。

そのあたりは、一般的、定型的な事件処理ではなく、個別事情に合わせて対応する必要があるという弁護士業務に通じる点でもあります。

弁護士としての心構え

客観的側面から物事をとらえる

ーいろいろな弁護士がいますが、鰺坂先生は、自分はどんな弁護士だとお考えですか?

難しい質問ですね。よくいる弁護士の中では、ITや技術についてはちょっと詳しいかなと思っています。テレビに出たりといった派手な活躍をすることよりも、頼ってくれる目の前のお客様のためになることを大切にしたいです。

感情をあまり表に出すタイプではないので、淡白に見られることが多いですが、逆にいうと、客観的側面から冷静に物事をとらえられるというメリットがあると考えています。

一見すると淡泊にみられがちな分、依頼者の感情をきちんとくみ取って事件の解決に導くという点を、常に心掛けています。

ー鰺坂先生が、弁護士として心がけていることはありますか?

法令、判例などについては当然ですが、何事においても最新の情報を取得するよう心がけています。最近であれば、民法の改正がありましたが、事務所の勉強会を通じて知見を高めています。

案件の進め方については、事務所内でも他の弁護士と協議したり、意見を求めるなどして多角的な視点で進められるよう努めています。

当事務所には、いろいろな経験を有する弁護士が在籍しており、自分一人では気づかなかった視点に気づき、より依頼者のために有利な解決に進めることができるのも、複数人でご依頼を担当することのメリットです。

また、機械的に処理するのではなく、依頼者様の状況など個別事情に合わせた処理を行うよう努めています。そのために、依頼者様には、都度ご報告を差し上げ、ご要望をお聞きすることを重視しています。

弁護士として目指す将来像

「タフ」な弁護士を目指す

ー鰺坂先生が、今後積極的に取り組んでいきたいことはありますか?

これまで立ち遅れていた裁判手続のIT化も、コロナ対策も含めて進んでいくと思われますので、IT化には積極的に対応していきます。

法律相談についてもIT化は進めていきたいですね。遠隔地の方、あるいは、高齢者、お体の不自由な方、小さい子供がいるなど事務所へ来ての相談が難しい方などに対する相談が気軽にできるようにしたいです。

ほかにも新しい技術の活用には取り組んでいきたいですね。ただ、セキュリティーをはじめ、導入にあたってはクリアすべき問題もありますし、同じサービスを使い続けられるのかといった問題もありますから、今すぐ導入というわけにはいきません。リスクをしっかりと対処し、じっくり検討しなければなりません。

ー鰺坂先生の理想とする弁護士像を教えてください。

「タフ」な弁護士ですね。身体的に頑丈であることももちろんですが、交渉とか訴訟とかで相手に言い意味でしぶといと思わせる弁護士が理想です。

しぶといといっても、頑迷とか分からず屋なのでしぶといというのではなく、状況をきちんと把握したうえで、正論かつ落とし所も踏まえたうえで対抗することのできるような「タフ」さが、私の目指している理想像です。

当然、知識や経験が不十分ではだめで、相手が一目置くくらいでないといけません。まだまだ自分が理想的なタフだと名乗るにはおこがましい状況ではありますが、そうなれるよう日々研鑽を積んでいます。

お客様へのメッセージ

ー最後に、弁護士に相談するか迷っている方にメッセージをください。

ご相談を受けた際に、「こんなことで相談をしてもいいのか」と躊躇っておられる方がよくいらっしゃいます。しかし、ご相談内容は様々ですし、発端は小さなきっかけにすぎなかったことでも、相談される方にとっては解決すべき重大なできごとになっているというケースは多いので、一度ご相談されることをおすすめします。

相談の結果、重大ではないという結論が得られれば、その後は安心できるのですから相談したことは無駄にはなりません。

相談することで、これまで見えていなかった問題点等が浮き彫りになることも多々ありますし、別の要因、切り口が明らかになることもあります。

また、疑問点があれば積極的にお尋ねください。そうすれば相談の機会をより有意義なものにしていただくことができます。

2020年8月10日

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